商品情報にスキップ
1 1

SHOP windandwindows

Seneca

Seneca

通常価格 ¥0 JPY
通常価格 セール価格 ¥0 JPY
セール 売り切れ

この楽曲は、アメリカ・シカゴ出身のポスト・ロック・バンドTortoise楽曲をカバーしている。

蓮沼執太チームは、2008年11月1日に結成された、蓮沼執太、石塚周太(ギター)、itoken(ドラム)、尾嶋優(ドラム)、斉藤亮輔(ギター)から成る、ツイン・ギター、ツインドラムのベースレスのバンド。蓮沼執太フィルの母体となっているアンサンブルである。

蓮沼執太が2001年の高校3年生の時に聴いたTortoiseの楽曲”Seneca”は、アメリカ国旗がコラージュされた政治的メッセージの強いアートワークのアルバム『Standards』に収録され、当時の蓮沼は楽曲イントロの歪んだギターとドラムのサウンドに大きな衝撃を受けた。アルバムリリース同年、誕生日である9月11日にアメリカ同時多発テロが起こった。この時蓮沼は歌と言葉が無いインストゥルメンタル・バンドから政治的な思想や姿勢を受け取り、その初めての楽曲が”Seneca”であったと話す。そして蓮沼はチーム編成のライブで頻繁にこの楽曲のカバーを演奏してきた。

今回の蓮沼執太チームによる「Seneca」では、レコーディング・エンジニアに葛西敏彦、ミックス・エンジニアにTortoiseのJohn McEntire、マスタリング・エンジニアはDave Cooleyが担当。

ツインドラム、ツインギターによる軽快な掛け合いと、蓮沼によるEMS Synthi、SEQUENTIAL Prophet-6、ARP ODYSSEYのアナログ・シンセサイザーがJohn McEntireの手に寄ってモジュレーションされることにより、大きな変化がもたらされている。

2001年に生まれたプロテストソングが、2008年に生まれたバンドによってカバーをされ、2025年の現代の音として世界に響き渡る。今もなお世界情勢の不安定な状態が続く日々に対し、Tortoiseへのリスペクトを込めて、現代のプロテストソングとして放たれる。

詳細を表示する